Timecode Printer Test Type 01
筐体様式 Test Type 02
基板様式 Production Model 02(一部変更)
ソースコード TMT-88 Ver2.5
1.この取扱説明書について P.2
2.商標について P.2
3.使用上の注意 P.2
4.付属品 P.3
5.本システムの機能と特徴 P.3
6.システム諸元 P.4
7.タイムコードデコーダの説明 P.5
8.システムの組み立て P.6
9.機能の詳細設定 P.6
10.ヘルプ P.9
11.EPSON TM-T88Vの説明書(抜粋) P.10
Albert Garden
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1.この取扱説明書について
❏ 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複写、複製、改ざんすることは固くお断りします。
❏ 本書の内容については、予告なしに変更することがあります。最新の情報はお問い合わせください。
❏ 本書の内容については、万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなど、お気づきの
点がありましたらご連絡ください。
❏ 運用した結果の影響については、上項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
❏ 本製品がお客様により不適切に使用されたり、本書の内容に従わずに取り扱われたり、またはアルベルトガーデンおよびアルベルトガーデン指定の者以外の第三者により修理・変更されたことなどに起因して生じた損害などにつきましては、責任を負いかねますのでご了承ください。
2.商標について
❏ 本製品のソースコード内にESC/POSコマンドシステムが含まれており、EPSONとの契約上の制限により、第三者に公開することはできません。
・EPSON、ESC/POSはセイコーエプソン株式会社の登録商標です。
3.使用上の注意
❏ 本製品は管理責任者の管理下に於いて動作させることを前提に設計されています。 無人または長時間離れる場合は電源を切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
❏ 煙が出たり、変なにおいや音がするなど異常状態のまま使用すると、火災・感電の恐れがあります。 すぐに電源スイッチを切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
❏ 改造または本書で指示されている以外の分解はしないでください。けがや火災・感電の恐れがあります。
❏ 感電の危険を避けるため、雷が発生している間は、本製品の設置およびケーブル類の取り付け作業をおこなわないでください。
❏ 必ず指定されている電源をお使いください。他の電源を使うと、火災・感電の恐れがあります。
❏ 本製品の内部に異物を入れたり、落としたりしないでください。 火災・感電の恐れがあります。
❏ 電源コードのたこ足配線はしないでください。火災の恐れがあります。 家庭用電源コンセント(交流100 ボルト)から電源を直接取ってください。
❏ 電源コードの取り扱いには注意してください。 誤った取り扱いをすると火災・感電の恐れがあります。
・電源コードを加工しない。
・電源コードの上に重いものを乗せない。
・無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしない。
・熱器具の近くに配線しない。
・電源プラグはホコリなどの異物が付着したまま差し込まない。
・電源プラグは刃の根元まで確実に差し込む。
❏ 本製品は静電気による誤作動、破損が予想されます。
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4.付属品
❏ タイムコードデコーダ × 1
❏ プリンタ(本体)EPSON TM-T88V × 1
❏ 外部電源ユニット(TM-T88III用の適合品) × 1
❏ 外部電源用ACケーブル × 1
❏ 取扱説明書 × 1
❏ 収納ボックス × 1
5.本システムの機能と特徴
❏ SMPTEリニアタイムコードをデコードし印字します。
❏ レックランオート機能
指定した秒数タイムコードの進行が停止した時点で自動的に印字します。
(レックラン:RECRUN とはタイムコードの設定のモードで、録画をしている時にのみタイムコードが進行し、録画を停止するとタイムコードの進行も停止するものを指します。)
❏ 本体は無電源です。
本体電源はプリンタより供給されます。
❏ 行間にスクリプト可能
行間にスクリプトのためのスペースを設けられます。
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6.システム諸元
❏ タイムコードデコーダ
長さ120mm、幅72mm、厚さ35mm(突起部を含まず)
BNCコネクタの突起 9mm
ケーブルの長さ 650mm
環境温度 0 〜 40度
環境湿度 0 〜 90%(ただし結露はさけること)
電源 プリンタより供給
対水性能 なし
連続使用 無限に可
重量 240g
INPUT SMPTEリニアタイムコード(LTC)
100mV p-p 〜 5V p-p
OUTPUT RS232C
38400bps
手動ボタン IN,OUT各1
機能設定 8ピンDIPスイッチによる
・レックランオート ON/OFF
・レックランオートON時の印字を開始するまでの秒数 0 〜 3秒
・印字文字サイズ 大または小
・用紙送り行数 0 〜 15行
❏ プリンタ
EPSON TM-T88V、または以降の機種
ロール紙 NTP-080-80、またはその互換品
詳細は詳細取扱説明書TM-T88II/T88IIIを参照してください。
❏ 外部電源ユニット
TM-T88III用の適合品
❏ 収納ケース
長さ360mm、幅200mm、厚さ210mm
完全梱包重量 5.2Kg以下
梱包サイズ 80サイズ
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7.タイムコードデコーダの説明
❏ 各部の名称
@ 本体
タイムコードをデコードするマイクロコンピュータ
電源はプリンタから供給されます。
シリコンカバーをはずし、裏蓋をあけると機能設定用DIPスイッチがあります。
A シリコンカバー
本体を保護するシリコンカバー
B インターフェースケーブル
プリンタのインターフェースコネクタに接続します。
C TC入力BNCコネクタ
SMPTEリニアタイムコード(LTC)を入力します。
INPUT 100mV p-p 〜 5V p-p
D INボタン
手動でIN点を印字するためのボタン
TT:MM:SS:FF_INと印字します。
E OUTボタン
手動でOUT点を印字するためのボタン
TT:MM:SS:FF_OUTと印字します。
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8.システムの組み立て
❏ 接続
@ デコーダのインターフェースケーブルをプリンタのインターフェースコネクタに接続する。
A プリンタにACアダプタまたはバッテリーで24Vを供給する。
B デコーダのTC入力BNCコネクタにSMPTEリニアタイムコードを入力する。
・順番を気にする必要はありません。
❏ 電源の投入
プリンタの電源スイッチを入れます。
・プリンタの電源スイッチはデコーダの電源スイッチも兼ねています。
❏ プリンタの準備
ロール紙が無い場合はセットします。
以上で完了です。
タイムコードが来ていればINボタンかOUTボタンを押すと印字されるはずです。
本製品はタイムコード内のシンクワードを感知しないと動作しません。
9.機能の詳細設定
DIPスイッチによる機能の詳細な設定
デコーダのシリコンカバーをはずし、裏蓋を開くとDIPスイッチがあります。
DIPスイッチの場所
6
DIPスイッチ
8ビットDIPスイッチで構成されています。 各数値は2進法でセットします。
爪か先の尖ったもので操作してください。
設定値はリセットしないと反映されませんので、プリンタの電源スイッチをOFF→ONしてください。
スイッチ1 レックランオートのON、OFF ON/OFF
1 |
設定値 |
OFF |
切 |
ON |
入 |
ONの時、指定した秒数タイムコードの進行が停止した時点で印字します。
通常設定値=入
スイッチ2、3 レックランオートON時の印字を開始するまでの秒数 0 〜 3秒
2 |
3 |
設定値 |
OFF |
OFF |
0秒 |
ON |
OFF |
1秒 |
OFF |
ON |
2秒 |
ON |
ON |
3秒 |
レックランオートがONの時、設定した秒数同じタイムコードを受信すると印字します。 0秒の場合は同じタイムコードを2つ続けて受信すると印字します。
通常設定値=1秒
7
スイッチ4 印字文字サイズ 大または小
4 |
設定値 |
OFF |
小 |
ON |
大 |
印字文字サイズを設定します。
通常設定値=大
スイッチ5〜8 用紙送り行数 0 〜 15行
5 |
6 |
7 |
8 |
設定値 |
OFF |
OFF |
OFF |
OFF |
0行 |
ON |
OFF |
OFF |
OFF |
1行 |
OFF |
ON |
OFF |
OFF |
2行 |
ON |
ON |
OFF |
OFF |
3行 |
OFF |
OFF |
ON |
OFF |
4行 |
ON |
OFF |
ON |
OFF |
5行 |
OFF |
ON |
ON |
OFF |
6行 |
ON |
ON |
ON |
OFF |
7行 |
OFF |
OFF |
OFF |
ON |
8行 |
ON |
OFF |
OFF |
ON |
9行 |
OFF |
ON |
OFF |
ON |
10行 |
ON |
ON |
OFF |
ON |
11行 |
OFF |
OFF |
ON |
ON |
12行 |
ON |
OFF |
ON |
ON |
13行 |
OFF |
ON |
ON |
ON |
14行 |
ON |
ON |
ON |
ON |
15行 |
用紙送り行数を設定します。
通常設定値=10行
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10.ヘルプ
まったく印字されない。
・タイムコードが来ていない。
・プリンタのボーレートが38400bpsになっていない。
・ロール紙がない、または裏表が逆。
レックランオートで印字されない。
・レックランオートがONに設定されてない。
スクリプトスペースがない。
・用紙送り行数が少なすぎる。(10行以上に設定してください。)
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